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【ビールの豆知識】ビールに使われるさまざまな「単位」

ビールの単位 豆知識

ビールに使われる「単位」には、さまざまなものがあります。知っているとビアタイムが楽しくなります。代表的な「単位」をまとめました。

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IBU(国際苦味単位)

IBUは、インターナショナル・ビターネス・ユニット(International Bitterness Unit)の略で、国際苦味単位と呼ばれるものです。ホップの成分であるアルファ酸の濃度を示すもので、数値が高いほど苦味が強いとされます。日本の標準的なビールの苦味はIBU:15~30程度で、苦味が特徴のビール、IPAはIBU:50以上が多くなっています。

ABV(アルコール度数)

ABVは、アルコール・バイ・ボリューム(Alocohol by Volume)の略で、アルコール度数のことです。日本の酒税法によると、「アルコール分とは摂氏15度の時において原容量百分中に含有するエチルアルコールの容量をいう」と規定されており、度または%で表示します。

SRM(色度数)

SRMは、スタンダード・レファレンス・メソッド(Standard Reference Method)の略で、標準参照法と呼ばれ、ビールや麦芽の色(色度数)を表す指標です。数値が高い方が色が濃く、また、色を表す指標としては、EBCという指標も用いられることがあります。SRMをEBCに変換する場合は、EBC=SRMx1.97で求められます。

EBC(色度数)

EBCは、ヨーロピアン・ブルワリー・コンベンション(European Brewery Convention)の略で、主にヨーロッパで使われている、ビールや麦芽の色(色度数)を表す指標です。SRMと同様に数値が高い方が色が濃い。EBCをSRMに変換する場合は、SRM=EBCx0.508で求められます。

パイント(容量)

容量の単位。pint。イギリスとアメリカでは同じ1パイントのグラスでもサイズが異なります。イギリスのパイントグラスの容量は568㎖、アメリカのパイントグラスの容量は473㎖です。イギリス製には容量が半分(284㎖)のハーフパイントもあります。

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