「クラフトビールをもっと楽しみたい。でも大手のビールと比べると高いんだよなあ・・・」と、思っている方は意外に多いのではないでしょうか。(私もそうです。。。)
クラフトビールを少しでもお得に楽しみたいと思っている、そんな方におすすめなのが『缶』のクラフトビールです。どのブルワリーさんでも、瓶より缶の方がお値段も内容量も少しお得になっていることが多いです。しかも、味は同じです。瓶の方が美味しい、という先入観的なものがありますが、実際のところは同じです。
瓶のクラフトビールが多い理由
そもそも、クラフトビールはなぜ、瓶の商品が多いのでしょうか。その理由の一つは、生産者であるブルワリーさんの都合によるところです。クラフトビールを醸造しているブルワリーさんは小規模なところが多いです。そんなブルワリーさんが、以下の理由から(やむをえず)瓶を採用しているようです。
- 瓶詰機、缶詰機への設備投資
瓶詰機と缶詰機を比較すると、缶詰機の方が高い。 - 生産、出荷の最小単位
缶より瓶の方が少ないロットで注文ができる。缶と瓶では最低ロットの桁が違う。すなわち、缶の方が一度の注文でたくさんのお金が必要とる。ただし、1本あたりの原価は瓶の方が高い。 - 保管スペース
上記2.の理由により、缶の方が保管スペースが必要になる。
※上記については、こちらのサイトを参考にさせて頂きました。
おすすめの『缶』のクラフトビール
とはいえ、消費者側からすると、少しでもお得に購入したいところです。
そこでおすすめなのが『缶』のクラフトビールです。今回、おすすめの『缶』のクラフトビールを取り扱っているブルワリーとおすすめのクラフトビールをご紹介します。
いわて蔵ビール
いわて蔵ビールは岩手県一関市にあるブルワリーで、1995年に立ち上げられました。世嬉の一酒造の酒造りの技と、醸造士の経験と知識により生まれたクラフトビールブランドです。これまで多くの国際大会で受賞し、高い評価を得ています。定番の八種に加え、さまざまなシーンで楽しめるよう、季節限定ビールなど種類も豊富です。また、オーダーメイドビールやオーガニックビールの醸造も行っています。
COEDO
COEDOは埼玉県東松山市にあるブルワリーです。薩摩芋からつくった世界にも類のない紅赤色の“ジャパニーズ”ビールから、黄金色のスタンダードであるピルスナーまで幅広いビールを醸造しています。強烈なる個性の追求ではなく、細部にまで目をくばり繊細なバランスをとるということを醸造哲学として追求しています。
わくわくブルワリー
わくわくブルワリーは石川県川北町にあるブルワリーです。石川県の農業法人で、主に自家製の原料を使用して、クラフトビールの製造を行っています。地元の休耕田を利用して栽培した麦芽、大麦、小麦、そして石川県産のコシヒカリなどを原料にしています。地元産の原料を使用することにより、身体にやさしいビール作りと、地域の活性化を目指しています。
麗人酒造
麗人酒造は長野県諏訪市にあるブルワリーです。二百余年の歴史ある酒蔵が母体になっており、1999年8月にビールの醸造を開始しました。常勤の杜氏達が日本酒造りで培った技術を生かしてビールを作っています。仕込み水には日本酒の仕込みにも使っている霧ヶ峰の伏流水と、名湯上諏訪温泉を使用しています。キレのある旨いビールを醸造するには、酵母が活発に活動しなければなりません。ブルワリーの井戸水は「軟水」であるため、酵母の活動を助ける「ミネラル」を多く含んだ「上諏訪温泉」をブレンドし、ビールを仕込んでいます。
ヤッホーブルーイング
ヤッホーブルーイングは、長野県北佐久郡軽井沢町に本社を置くブルワリーです。1996年に軽井沢で設立された、エールビール専門のブルワリーです。「ビールに味を!人生に幸せを!」 この言葉をキャッチフレーズに、画一的な味しかなかった日本のビール市場に、バラエティを提供し、新たなビール文化を創出する。そしてビールファンにささやかな幸せをお届けする。というミッションを掲げて、多様で個性的なクラフトビールを作っています。
伊豆の国ビール
伊豆の国ビールは静岡県伊豆の国市にあるブルワリーです。本格的なヨーロッパスタイルのビールを目指し、2010年に醸造を始めました。ビール文化の先進国、ヨーロッパより原料(モルト・ホップ)を輸入しています。仕込窯は1仕込みごと、丁寧に仕込めるちょどいいサイズだといわれている1000L仕様になっています。こだわりの原料と、こだわりの設備、経験豊かな製造責任者により丁寧にビールを作っています。
黄桜
黄桜は京都府京都市にあるブルワリーです。創業数百年の老舗がひしめく伏見区で、60数年前に清酒造りを始めた業界内では非常に若い企業です。後発メーカーという立場を活かし、「独創的な発想」と「斬新な行動」で、業界では先駆けて行ったテレビCMや、概念にとらわれない商品開発などでお客様の支持を得ています。クラフトビール造りは、1995年に京都で最初に始め、桃山丘陵地帯に流れる良質な地下水で日本酒仕込みにも使われる名水「伏水」を使用して行っています。また、早稲田大学のエジプト考古学と京都大学の植物遺伝学から生まれたビールなど、清酒造りのノウハウが生かされたビールが多数あります。
宮島ビール
宮島ビールは広島県宮島町にあるブルワリーです。ブルワリー代表の有本氏の、生まれ育った故郷・宮島の地域活性化に繋げたいという熱い思いから設立されました。設立当初は新潟麦酒の協力を仰ぎながらの製造でしたが、今ではペールエールやヴァイツェンの他にも多数のビールを製造しています。
もっと色々な『缶』のクラフトビールを試したい方はこちら!
『缶』のクラフトビールを取り扱っているブルワリーは、今回、ご紹介したブルワリーの他にも多数あります。色々試してみて、お気に入りの1本を見つけてみてはいかがでしょうか。
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