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「酒」を含む故事成語・ことわざの一覧

クラフトビール 豆知識

ビールからちょっと広げた、「酒」を含む故事成語・ことわざを集めました。知っていると、ビアライフに役立つかもしれません。

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あ行

朝酒は門田を売っても飲め
(あさざけはかどたをうってものめ)
朝酒は格別おいしいので、少々無理をしてでも飲むべきだということ。「門田」は家の門前にある田の意。


新しい酒は新しい革袋に盛れ
(あたらしいさけはあたらしいかわぶくろにもれ)
新しい内容を表現するためには、新しい形式が必要であるということ。


後ろに柱前に酒
(うしろにはしらまえにさけ)
快く気楽な気分のたとえ。後ろにある柱にもたれかかり酒を飲むという意から。


御神酒上がらぬ神はない
(おみきあがらぬかみはない)
酒飲みが飲酒することの自己弁護に使う言葉。「御神酒」は、神前に供える酒のこと。神様でさえお酒を召し上がるのだから、人間が酒を飲むのは当たり前だという意から。


親の意見と冷や酒は後で利く
(おやのいけんとひやざけはあとできく)
親の意見は聞き流してしまいがちだが、後になると納得できて、ありがたいと思うようになるということ。冷酒は飲みやすく、あとから酔いが回ってくる意から。


さ行

酒なくて何の己が桜かな
(さけなくてなんのおのれがさくらかな)
花見に酒はつきもので、酒を飲まない花見はおもしろくないということ。


酒に十の徳あり
(さけにとおのとくあり)
酒には次の十の長所があるということ。百薬の長、延命の効あり、旅行の食となる、寒さを凌げる、持参に便利、憂いを忘れさせる、位なくして貴人と交われる、労苦を癒す、万人と和合できる、独居の友となる。


酒飲み、本性違わず
(さけのみ、ほんしょうたがわず)
酒に酔っても、その人の本来の性質は変わらないということ。


酒は憂いの玉箒
(さけはうれいのたまははき)
酒は心の憂いをきれいに払ってくれるすばらしいほうきのようなものであると酒を賞賛した言葉。「玉箒」はほうきの美称。


酒は飲むとも飲まるるな
(さけはのむとものまるるな)
酒は適度に飲むのはよいが、飲みすぎて理性を失うような飲み方をしてはいけないということ。


酒は百薬の長
(さけはひゃくやくのちょう)
酒はほどよく飲めばどんな薬より効果があるということ。


た行

友と酒は古いほどいい
(ともとさけはふるいほどいい)
友人は長い間付き合って気心の知れた人間がいいし、酒も長くねかせた古い酒がおいしいということ。


ら行

林間に酒を煖めて紅葉を焼く
(りんかんにさけをあたためてこうようをたく)
林の中で紅葉を燃やして酒を暖めて飲み、秋の風情を楽しむこと。


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